テデスキー・トラックスバンドのスライドギターリスト、デレク・トラックスはどんな曲もオープンEチューニングで弾いているらしい

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どの曲でもオープンEのみ

今日、久々にテデスキー・トラックスバンドの「MADE UP MINDE]を聴きながらバンドの事をネットでいろいろ見ていたのですが、彼はどの曲でもオープンEのみで弾いているらしい

Made Up Mind by Tedeschi Trucks Band (2013-08-27)

しかもほとんどエフェクターを使わずにアンプ直結で出しているとは思えない音

使っているギターはギブソンSG、スライドバーはデュアン・オールマンと同じ、風邪薬「エリシディン」のガラス瓶

ピックを使わず指びきで弾いている

正確な音程と盾に大きくスライドバーを動かしながら、1回のピッキングで2~3回スライドするため、まるでギターで歌っているような感じです

「サロード」の奏者でもあるデレクならではの味付け

「サロード」の奏者でもあるデレクならではの味付けもあるのではないでしょうか?

因みに「サロード」とは北インドの弦楽器で、シタールと似ているが、こちらはフレットがなく、シタールよりも硬質で重い感じの音だ

瞑想のサロード

「グリッサンド」と言って、音を区切らず隙間なく音高を上下して演奏する楽器で、デレクのスライドに少なからず作用しているのかもしれません

彼の「サロード」の演奏も聴いて見たい!

ワールドミュージックまで軽々と演奏します

ブルースを中心としながら、ジャズ、ファンク、ソウル、果てはワールドミュージックまで軽々と演奏します・・・しかも「オープンEチューニング」のみで!

デレク・トラックスのデレクという名前は、伝説のスライドギターの名手、故デュアン・オールマンが参加した「デレク・アンド・ドミノス」(エリック・クラプトンのバンド)に因んで付けられた

いとしのレイラ

と言うのも、デレクの叔父が「オールマン・ブラザーズバンド」の創生からのドラマー、「ブッチー・トラックス」だったのだ!

そのような環境からか、幼いころからギターを弾き、10代前半からオールマン・・・に参加し、1999年からバンドの正式ギタリストとして演奏した

ディッキー・ベッツとの共演と思うのですが、全く引けを取らない!

13歳ごろの演奏の映像が観れますが、とても子供の演奏ではない凄みある音、(多分ディッキー・ベッツとの共演と思うのですが、全く引けを取らない)

13歳のデレク

このころ弾いているのも同じ色のギブソンSG!

「テデスキー・トラックス バンド」

その彼が現在の妻「スーザン・テデスキー」と組んでいるのが「テデスキー・トラックス バンド」です

スーザンはブルースに適した素晴らしい声と、ギターで弾き語るスタイルのミュージシャンですが、彼女のギターも、素朴なスタイルですが大した腕前!

彼女のギターはグリーンのフェンダー「テレキャスター」!

そんな「テデスキー・トラックス バンド」ですが、11人の大きめの編成で、フルート、トロンボーン、サックスといったホーンセクションと厚みのあるバックコーラスなども相まって、ブルースに留まらず、ジャズやインド、アラブの音楽性も備える魅力の尽きないバンド

僕は彼らよりだいぶ歳を繰っている1960年生れで、「オールマン・ブラザーズ バンド」や「リトルフィート」が大好きなのですが、僕のような年代・嗜好の人はきっと気に入るはず!

フィルモア・イースト・ライヴ[LPレコード 12inch]

 

ほなら、また♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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