25年くらい前に購入しました
このアルバムは25年くらい前に購入しました。とても気に入ったCDの1枚で、通勤の車でよく聞いていました。ここ数年聴いていなかったけど、聴き直すとやっぱりいい〜〜〜なー!
ジャケットの色使いも当時としては格段にPOPです!
1967年デルマークから出たんですけど、50年以上前のものとはとても思えないくらい、いまでも古く感じることはないです。
それにしても、30歳そこそこのミュージシャンとはとても思えない完成度!迫力!まさに当時ブルースミュージックの期待の星といわれただけのことはある。残念なことに、このアルバム録音の2年後に突然心臓発作で亡くなった「マジック・サム」・・・
生きてくれていれば、どれだけすごいパフォーマンスをみれただろうか?残念でなりません。
曲目について
THAT’S ALL I NEED
これぞソウルミュージック、シンプルなギターのリフにのせて
情感あふれるサムの熱唱!僕の好きなソウル歌手のガーネット・ミムズに勝るとも劣らない歌心です!
I NEED YOU SO BAD
イントロのスローギターソロ、歌とギターのコール&レスポンス、中盤の渋いギターソロ
終盤からの怒涛のシャウト 繊細な、ギターでの締め!完成度たか!
I FEEL SO GOOD (I WANNA BOOGIE)
ゆび弾きでこのアタック音、ソリッド感、すごい!
ALL OF YOUR LOVE
この声、表現力、ほんまに30歳そこそこのお人とはおもえませんなぁ。どんな人生歩んできたんやろ?
I DON’T WANT NEW LOVE
聴いていて思いついたけど、ロニー・マックはマジック・サムにかなり影響を受けたんじゃないのか?
もしかしてその逆か?または両方か?
SWEET HOME CHICAGO
エルモア・ジェームズのブルーム調のリフを彷彿させるも、独自のグルーブを表現しながら、圧巻の歌唱力でこの曲のスタイルをきずきあげました。
I FOUND A NEW LOVE
EVERY NIGHT AND EVERY DAY
ほんまに指でひいとるんか?えげつないアタック音と独特の響き、ギターの性質から来るのか?
こんな音だせるひとはナカナカおらん!
LOOKIN’ GOOD(Instrumental)
単純明快なブギーのリズムに展開のおもしろみ、ミディアムテンポでこのノリ、最高!
MY LOVE WILL NEVER DIE
MAMA, WANT-TALK TO YOUR DAUGHTER
I DON’T WANT NO WOMAN(Alternate Take) このCDのためにプラス!
切れ味鋭いギター
切れ味鋭いギター高音と低音のコードワークのコントラストが素晴らしいうえに、サムの声は音域、ビブラートの繊細さ、正確無比なシャウト時のピッチ正確さ。しかも豊かな感情表現!そんじょそこらのミュージシャンとは格がちがうなー!
サム、ありがとう!